エルデンリングの大ボスたちであるデミゴッドたちの相関が気になったため纏めたいと思います。
筆者はクリア・トロコン済みです。ネタバレ満載の内容となりますのでご注意ください。
また、確認しきれていないテキストも多数あるため、暫定の自分的相関図となります。
ーー以下ネタバレ注意ーー
相関が気になった人物たちをまず列挙します。
- 女王マリカ
- 黄金律ラダゴン
- 最初の王ゴッドフレイ
- 忌み鬼マルギット(モーゴット)
- 血の君主モーグ
- 欠け身のマレニア
- 聖樹のミケラ
- 星砕きラダーン
- 法務官ライカード
- 月の王女ラニ
- カーリアの女王レナラ
- 死王子ゴッドウィン
- 接ぎ木のゴドリック
- 産まれなきもの (琥珀のタマゴ)
以上の14名について、暫定の、ざっくりとした家系図を下に示しました。
クエスチョンマークで書いているところは、テキストによる確証を得ていない推測のものです。
まず、デミゴッドの定義を確認します。
エルデンリングの公式サイトのプロローグにて、
女王マリカの血を受けた子供たち、デミゴッドたちは、
エルデンリングの破片たる大ルーンを手にし、
その力に狂い、歪み、破砕戦争を引き起こし…
と書かれており、シンプルにマリカの子供たちがデミゴッドということで良いでしょう。
実際、デミゴッドのマレニアはマリカとラダゴンの子供です。
しかし、直接の子供ではない場合もデミゴッドとなる場合があります。
ラダゴンは初め、カーリアの女王のレナラの伴侶であり、ラダーンやライカードの親となっています(ラニはレナラの娘であることは確定)。
その後、マリカを第二の妻とした際に外戚としてレナラの子供たちのラダーンやライカードもデミゴッドとなりました。ラニがラダゴンの子供であったかは、自分が確認したテキストの範囲では定かではありませんが、レナラの娘としてデミゴッドに配されたのでしょう。 ロジェールに黒き刃の刻印を渡すイベントで、ラニがラダゴンとレナラの子供であり、ライカードとラダーンの兄妹であることが確認できます。
ラニの遺体を見ると、頭の部分に赤いものが付着しています。ラダゴンの子である証の赤髪の名残でしょうか。
黄金の一族について
そしてなかなか謎が多いのがゴッドフレイの子孫「黄金の一族」です。
”黄金の一族は、最初のデミゴッドであったのだ”という記述から、最初の王ゴッドフレイの子孫は女王マリカの子供たちだったと考えられます。
最後の王であるモーゴットは、大ルーンの記述より黄金の一族であることがわかります。ゴッドフレイ戦のムービーにて、ゴッドフレイがモーゴットを労わるシーンがあることから、黄金の一族の中でもかなり近縁の関係にあるのではないかと推測します。
ラダゴンの秘密
結びの教会にいる亀さん(名前忘れた)から、レナラとラダゴンについていろいろお話を聞くことができます。
亀さん曰く、マリカの二番目の伴侶であり二番目のエルデの王であるラダゴンには大きな秘密があるそうです。
その秘密は王都のラダゴン像に隠されています。
王都のラダゴン像に向かい、奇跡「回帰性原理」を使用すると、ラダゴン像がマリカ像へと変化します。そして”ラダゴンとはマリカである”のメッセージが現れます。
このメッセージをの解釈は困難ですが、私は
ラダゴンとマリカは雌雄同体の生命である
と解釈しました。
雌雄同体とは雌雄の生殖器を同一の体に備えていることを表し、ミミズやナメクジ、一部の植物などにみられます。
女王マリカはエルデンリングであり、エルデンリングは黄金樹であるならば、マリカという生物が植物と似た生殖を行なっていると考えることができます。
この生命(以下マリカ・ラダゴン)の女性的側面がマリカであり、英雄的男性的な側面がラダゴンとして現れたのだと考えています。
産まれなきものについて
産まれなかった琥珀のタマゴの持つ大ルーンが、マレニアと同じ形状を持つことから、マリカ・ラダゴンの子供だと推測すると、は琥珀でできたタマゴで繁殖する卵生の生命だと考えられます。
マリカ・ラダゴンが黄金樹であり雌雄同体の生命なら、そのタマゴが黄金樹の雫であっても不思議ではありません。
ミケラとマレニアについて
マレニアの追憶を確認すると、”ミケラとマレニアは、唯一人の神の子供”といった記述が確認できます(英語版では"children of a single god")。
マリカとラダゴンが同一人物であり、ただ一人の神が自家受精的な繁殖で生まれた双子がミケラとマレニアだと考えられます。
今回の記事は以上です。ゴッドフレイやミケラとモーグの関係など、沢山書きたいことはありますが、大変なので小出しで行きませう。
未知のテキストを探せばデミゴッドたちの関係性も明瞭になっていくと思うので、気付き次第加筆修正していくつもりです。
ありがとうございました。