隻狼は敵を撃破した際、自動的にスキルポイント(以下SP)を得ます。
これは、スキルを習得したり、攻め力を上げるために使用するポイントです。
ボスを倒したときにも、SPを得ることができます。 私はこのとき得られるポイント量に疑問を覚えたので、調べてみました。
順番はトロフィーを参考に、ボス名と獲得SP数を以下に示します。
調べた環境:周回カンスト(22周目、一部23周目) 九郎の御守り有り 鐘鬼無し
- 鬼刑部 67500
- まぼろしお蝶 67500
- 葦名弦一郎 81000
- 獅子猿 58500
- 首無し獅子猿 61875
- 破戒僧(水生村) 61875
- 見る猿、聞く猿、言う猿、 67500
- 大忍び 梟 54000
- 義父 56250
- 宮の破戒僧 57601
- 桜竜 84375
- 葦名一心 90000
- 怨嗟の鬼 84375
- 剣聖 葦名一心 112500
これでは少しわかりにくいので、SP量の多い順にランク付けします。
1位:剣聖 葦名一心 112500
2位:葦名一心 90000
3位:桜竜 86400
4位:怨嗟の鬼 84375
5位:葦名弦一郎 81000
6位:鬼刑部、四猿、まぼろしお蝶 67500
7位:破戒僧(水生村)、首無し猿 61875
8位:獅子猿 58500
9位:宮の破戒僧 57601
10位:義父 56250
11位:梟 54000
SP量順に並べることで、不思議な点が2つわかります。
まず1つに
「後のボスになるほどSPが増えるとは限らない」
ということです。
それが顕著に表れているのが、2つの破戒僧のSP量です。
宮の破戒僧は、明らかに水生村の破戒僧より後に戦うことになります。
しかし、得られるSP量は、水生村の方が多くなっています。
そして2つ目に、
「梟のSP量が、他と比べて明らかに低い」
ということです。 平田屋敷の梟も含めて、どのボスよりもSP量が少なくなっています。
以上の2点から、私はSP量に何かしらの基準が設けられている、と考えました。
しかしここで問題が...
この「基準」についてずっと考えているのですが、「これだ!」と言うものが見つかりません。 1つ自分なりに考えたものを以下に示します。
「純粋な存在ほどSP量が多い?」(仮)
一心や弦一郎が高く、梟がなぜ低いのかを考えたときに、SP量が「戦いの動機が純粋 or 不純か」によって決まるのではないかと仮説を立てました。
一心や弦一郎は純粋に葦名を守る為に戦っていますが、梟は自分の名を日の本に轟かせるという野心の為に、内府も葦名も騙して行動しています。
しかし正直、この仮説では破戒僧のSP量をうまく説明できません。 どちらも番人という使命を持って戦っている存在のため、純粋さは関係は無さそうです。
・今後について
この疑問点を解消する為、「全中ボスのSP量の計測」および「1周目でのボスSP量の計測」を行なって、データを増やそうと考えています。
【追記】
中ボスのカンストでのSP量を下に示します。
SP量の少ない順に並べています。また、名前は省略して書いています。
- 霧ごもりの貴人 2892
- 赤鬼 7088
- 忍び狩り 7560
- 孤影衆 太刀足 8708
- 侍大将 河原田直盛 9045
- うわばみの重蔵 9540
- 長手の百足 仙雲 9630
- 火牛 9675
- 甲冑武者 10463
- 侍大将 山内典膳 10463
- 葦名七本槍 山内式部 10463
- 侍大将 松本内蔵佑 11340
- 長手の百足 ジラフ 11379
- 七面武者(捨て牢) 11469
- 首無し(城下) 11876
- 蛇の目 シラフジ 12022
- 赤鬼(本城) 12240
- 佐瀬甚助 12717
- 蛇の目 シラハギ 12747
- 淤加美の長 静 13587
- 首無し(本城) 14113
- 七面武者(源の宮) 14113
- 牛飲の徳次郎 14457
- 七面武者(葦名の底) 16341
- 桜牛 16488
- 孤影衆 忌み手 16560
- 首無し(隠し森) 16560
- 孤影衆 槍足の正長 17136
- 水生のお凛 17213
- 孤影衆 槍足の正長(平田屋敷) 17640
- 首無し(落ち谷) 19008
- 水生氏成 20263
- 首無し(源の宮) 20448
- うわばみの重蔵(2回目) 20655
- 赤備えの重吉 20853
- 葦名七本槍 鬼庭 21882
おおよそSP量は、進行度順に増えているように思えます。 太刀足がやや低く、火牛がやや高い程度でしょうか。