竜胤の雫
竜胤の御子から、稀に零れ落ちるもの
使用すると、回生の力をわずかに増やす「快復の御守り」があれば
この雫を鬼仏に供えることで、
生の力を、それを奪った者たちに返せる
そうして、竜咳に罹った全ての者を快復させる止まぬ咳が、止まるのだ
回生の力を回復することができる「竜胤の雫」は、竜胤の御子から稀に零れ落ちるものであると明記されています。
この竜胤の雫はエリアアイテムとしていくつか拾うことができます。
竜胤の御子にゆかりのあるアイテムの配置場所から、色々推察できないか考えてみたいと思います。
まず、エリアで拾える竜胤の雫は
- 葦名城本城
- 仙峯寺本堂
- 落ち谷
- 葦名城本城(梟襲来時)
- 源の宮
- 葦名城城下(内府襲来時)
にあります。
これらのアイテムの場所を具体的に見ていきます。
1.葦名城本城
葦名城本城の名残り墓に竜胤の雫はあります。
2.仙峯寺本堂
もう一つの竜胤の雫は、仙峯寺の本堂の大仏に供えられています。
3.落ち谷
ジラフを撃破した先、落ち谷奥廊下の白蛇によって破壊される橋の先に竜胤の雫があります。(おくるみ地蔵もある)
4.葦名城本城(梟襲来時)
葦名城本城、白蛇の社にて孤影衆の正就の死体に竜胤の雫が現れています。
5.源の宮
桜竜のエリアの手前、階段の左横に竜胤の雫があります。
6.葦名城城下(内府襲来時)
怨嗟の鬼撃破後、天狗の居た建物の中に雫があります。今作のヒロインも居ます、かわいいですね。
- 雫の由来は?
さて、以上の6つの竜胤の雫のうち、1. 2. 5.の竜胤の雫は、その由来を推測できます。
具体的に見ていきます。
1. 名残り墓前
名残り墓は巴と丈の墓です。 かつての竜胤の御子であった丈の墓前に、竜胤の雫があることは不自然ではありません。
2.仙峯寺本堂
仙峯寺には人によって作られた竜胤の御子である変若の御子が居ます。
変若の御子から零れ落ちた雫と考えても良いかもしれません。
しかし、個人的に変若の御子のお米が竜胤の御子の雫に対応するのではないかと考えているので、後ほど別の解釈を提示します。
5.源の宮
桜竜ボスエリアに転送する場所には、巫女と呼ばれる女性がいます。白髪であることなど、竜胤の御子と共通の特徴があります。
よってこの雫を、彼女から零れ落ちた物と解釈できます。
- 雫のある場所の共通点
御子にまつわる土地の雫を見てきましたが、これでは全ての雫を説明できません。
ここで一つの考えを提示します。
「竜胤の雫は弔い、死者に供えるもの」
1.2.3.4.5.の雫を見てみると、全て死者に雫が供えられていることがわかります。
1.は巴と丈の墓へ、
2.は本堂の大仏、そして死んだ変若の御子たちへ、
3.は謎の即身仏おじさんへ、
4.は孤影影の正就へ、
5.は巫女の遺体(?)へ
4.の正就の遺体は、天狗のイベントを進めることで現れますが、雫が現れるのは梟襲来時、つまり孤影衆の正長がボスとして現れるタイミングです。
このことから、
「雫の由来は正就でも一心でもなく、正長が供えたもの」
と結論付けました。
- まとめと残る疑問
「お供え物としての雫」という一つの可能性を示しましたが、6.の説明ができないため、まだまだ不十分です。
また、落ち谷奥廊下の即身仏おじさんにも謎が残ります。
頭に緑色の痣がないので、仙峯寺系列のお坊さんではなさそうです。
白蛇が壊す橋の先にいるので、白蛇、淤加美、蛇の目たちとの関連も気になるところです。
おくるみ地蔵の方面からも考察ができそうなので、即身仏おじさん先生の次回作にご期待ください。(打切)